こどもとおばあちゃん | 因果倶時

こどもとおばあちゃん

初詣。今年は妻が年末に盲腸に倒れ、普段仕事で忙しくて子供と接することがなかなか出来ず、だんだん「俺ってパパってちゃんと認識されてる???」って不安な僕は、はりきって子供を浅草寺に連れて行こうと朝からスタンバっていた。そしてぐずぐずなんだか寝起きの悪い子供を起こし、服を着替えさせ、さあいくぞっ!、と自転車を待機させ、子供を玄関から連れ出したのもつかの間、道角から現れたおじいちゃんの「あれ、周ちゃん、パパと行っちゃうのかな~、いいな~」の一言に子供はジジ・ババの存在を思い出し、「パパと行く、ババと行く!」の嵐。。。 トホホ。。。 すでに「パパ」の存在は忘却の彼方に消えているのであった。ジジ・ババ強し!

結局ジジ・ババ・オジ・オバの4人と一緒に初詣めぐりとなった僕は、ババの自転車に連れ去られてしまった我が子を、別の自転車から悲しくみつめながらさびしく一人自転車をこぎ、差しさわりのない親類との会話に花を咲かせるのであった、、、2005年初詣、わびしいパパ切り! 残念っ!