理想を良い方向へ | 因果倶時

理想を良い方向へ

僕は、
自分はものすごく頑固で、
それが故に変化に弱い人間だと思っています。
考えを曲げないし、
無闇にあるべき姿を追っている部分があります。

これは、
正直、
世の中で何かをやっていく上で、
あまり優位性になる部分ではないと思います。

ただ、
そんな自分でも、
今よりずっと頑なにあるべき理想論を持ち、
直線的に追っていた時代があった。

そのころは、
自分がこうだと思っている以外の部分の事象に遭遇すると、
ただ単純にストップするだけでなく、
無駄に目くじらを立てたり憤慨したりしていました。

それは、
結局、ネイチャーなので、
今でも実際、そんなに変わらないかもしれません(;^_^A

が、とはいえ、
結局、結果を出すために何が良いのか、により重点を置く思考に、
大きく以前よりシフトしているのは確かです。

結果を出すために今やるべきこと、
ということを自分の主張を見直すと、
より大きなものが見えてくることは頻繁にあります。

それは、
理想を捨てるということではなく、
実はもっと別の部分にあるはずの大きな理想像ではなく、
枝葉末節の部分に理想の軸を置いていたことに気づく、ということに近いです。

とにかく、
理想のない人は論外だと僕は思いますが、
一方で、
中途半端な理想、中途半端なあるべき論は、
その人にとって思考を極めるという中での重要なステップではあっても、
大きな観点では不要どころか自らを制約してしまいかねないものにもなるので、
そこは、本当に注意が必要ですね。
自分にとっての理想というものを、うまい方向に向けていく必要があります。

別に、
自分に偉そうなゴールが今見えているわけではないし、
いつだって右往左往しているのですが(・・;)