ブースター | 因果倶時

ブースター

今月は早い。いや先月もそう。
来月も早いと思う。

新会社の立ち上げ前からここまで、
そしておそらくここからまだまだ最低1年ぐらい、
ずっとロケットブースターのように仕事があると思う。
そして、
メンバーにもそれをお願いすると思う。

実際、
現在のスピードでも、
やるべきことで放置していることが山積み。

多分、
それがなくなったときは、
事業が失敗しているときだ。

なんでこんなに逼迫しながらやるんだ、
と思われるときもあると思う。

それは簡単で、
競合がいるから。
しかも自分達が追いかけている事業はものすごくこなれた事業で、実際ありふれている。
ビジネスモデル的にはともかく、ユーザサービス的には笑えるほどにレッドオーシャンである。

でももっというと、
競合の存在すら関係なく、
100点のものがあるとしたら次にそれを101点にできることを、
四六時中考え続けて一刻も早く出すのが仕事だと思っているから。

自分でもしんどくて嫌になるときがあるけれど、
これはもう習性みたいなもの。

こっちが超大変な想いをしてやったことでも、
ユーザーや客の目から見ればごくあたりまえのことであるか、
もしくは大したことではないことが仕事の大部分を占めてしまうものだからそれは残念ながら当然だと思う。

例えば量販店で100円の商品を98円で売り出すことに、
店のほうでは血眼になって何ヶ月も準備していたとしても、
客から見れば2円下がっただけの日常的な風景になってしまう。

そう思うと、
一刻ものんびりしてられないと思う。

再来月やろうという計画を立てたことであっても、
できれば来月、今月やりたいよな、
と思って、
最短化の道を常に探し、
そのために短期・長期の仕事の優先順位、
日頃のコミュニケーション、
仕事のリズム、
地道な日頃の勉強を進めることなど、
全てを常に見直し対象にしていきたいと思う。