会社につとめて、いろんなこと教えてもらうんだから、金払ってもいいぐらいだ | 因果倶時

会社につとめて、いろんなこと教えてもらうんだから、金払ってもいいぐらいだ

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サラリーマンとは、もともと「波瀾が少ないと予想される」から人々が志す職業であって、、、
(中略)
『会社につとめて、いろんなこと教えてもらうんだから、金払ってもいいぐらいだ』
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『もう、きみには頼まない 石坂泰三の世界』 より




どんなに主張したいものがあっても、
サラリーマンである以上、
良くも悪くもこれに尽きるという実感は自分にもある。

だからこそ、
盗む、学ぶ、という内側の気持ちは持ちつつも、
それを超えたリターンを返すという強い気持ちと、
上司にストップをかけられるぐらいの速い行動力で、
いつなんどきも動かなければ、
サラリーマンは死んでしまうと思う。

金をもらった以上、
返さなければいけないし、
もらった以上に返しておくことで初めて、
多少の自由も存在しえるということ。

組織に対する義務感もあるが、
それよりもまず、
自分の精神の自由を確保するために頑張る、ってこと。

それが確保されなければ、
ロイヤルティでさえも、
敗者の言い訳に過ぎなくなる。
そう言われても、仕方が無い状況になる。


束縛されない精神の自由は、
自分で勝ち取るしかない。