日本仏教 | 因果倶時

日本仏教

仏教というのは、
言い伝えによれば、
ゴーダマシッダールタというインドの王子が、
戦乱に明け暮れた、カーストに基づく貧富の差の激しい社会に疑問を感じ、
修行して救民のための悟りを開いた、
ということになっている。はず。

なんですが、
現実に今に伝わる日本の仏教構造の中では、
寺は等級に分けられ、
坊さんにも位があり、
その上、
死んでいく人々にも戒名の位という形で階層分けをしてしまう。

なんだかんだと葬式にもったいをつけては、
人に金を使わせる。

普段あまり考えたこともなかったですが、
たぶん、
宗教が純粋な宗教であることは難しくて、
そもそも本来は「宗教」ではなく、ただの「誰かの教え」だったはずが、
「神による宗教」という衣をまとって土着の信仰や迷信と結びついて発展していったり、
そもそも坊さんの生活はどう担保したらいいのかという死活的な問題の中で、
おかしな考えや風習をうまくミックスしてしまうのだろうけど、
起源にあるものをよくよく考えれば、
根本的な問いに関する部分を捨ててしまったおかしな宗教だなと。

お坊さんはそれをおかしいと思わないのかな。
それで世の中はどうのこうのと訳知りなお話をされても、
大人になりましょう、と言っているだけのような。。。(*_*)